踏切の日
毎月23日が語呂合わせで「踏み切りの日」と言われているそうだ。狛江市を南北に分断していた小田急線の連続立体交差化事業は喜多見~和泉多摩川間(2.4㎞)から始まった。平成元年(1989)に着工、平成7年(1995)13カ所あった踏切が廃止され平成9年(1997)に小田急線の東京都内部分ではじめて複々線化が完成した。
事業が開始される前の通勤時間帯では1時間に数分しか空かない時もあった。信号機の音や、信号旗を振る踏切番がいた時代がなつかしく思えるが、便利になってしまえば当たり前の日常になり、有り難さをつい忘れてしまう。
駅周辺の街づくりもこの時に始まり、駅前広場が整備され、路線バスやタクシーが駅前に乗り入れることが可能になった。都内では踏切での交通渋滞の解消、鉄道・道路それぞれの安全性の向上を図るとともに関連整備による快適で安全なまちづくりを目指すため、都内各所で事業化が進められている。
遅れること数十年、お隣の調布市でもガソリン税や自動車重量税などをもとに立体交差化事業が進行中であるが、踏切で待たされた時、あらためてわが町の便利さを再認識する。時代の先べんを付けた和泉多摩川~喜多見間の連続立体交差化事業、歴史の1ページに綴られるに違いない。
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